My Life in Ethiopia

青年海外協力隊員としてのエチオピアでの暮らしについて。

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初国内旅行(ディレダワ・ハラール編)


 ザンビア旅行に続きまして、ウガンダから来る同期とエチオピア旅行です。エチオピアに来て約1年経ちますが、国内は首都アディスアベバと自分の町インジバラ、そして自分の町からの最寄りの街であるバハルダールしか知りません。この旅でついに世界遺産のラリベラなどを見ることができます。

 1日目、朝8時に空港でウガンダから来る同期を迎えます。首都でマルカートや三位一体教会などを見学してから(お昼だったため閉まってました)、最近隊員も行けるようになったハラールに向かいます。半年前まで、治安のためか、ハラールは隊員の渡航が禁止されていました。ハラールは陸路での移動禁止、そしてアディスアベバからしか飛行機がないため、この日2回目の空港入り、まずはハラールの近くの町、ディレダワに飛びます。
 ディレダワの感想としては、とても暑い!エチオピアは最近雨季に入り、だんだん寒くなっているのですが、ディレダワは標高が低いのか、とにかく暑い。先輩隊員に教えてもらったゲストハウスに泊まりましたが、風が全く入らない上、唯一の頼みの扇風機も、夜中に停電、暑すぎてあまり寝れませんでした。
 翌朝、ハラールに行く前にラクダ市場を見に行こう!ということで市場に向かいます。エチオピアはザンビアと違って英語がほとんど通じません。なのに私は「ラクダ」というアムハラ語をすっかり忘れており、「ラクダが見たいんだよ~」と英語で言っても誰も分かってくれない。いろんな人に質問しまくり、なんとな~くこっちかな~っていう方向に歩いて行くと、いました。ラクダが。写真撮影料、一人10ブル。ラクダの唾液らしき小雨的なものに降られながらラクダと記念撮影。参考までにラクダ一頭の値段など聞いてみましたがすっかり忘れてしまいました。
 道端のおばちゃんにカスタードアップルと思しき果物をもらったり、コーヒーを飲みに行ったら隣のおじさんがおごってくれたりと、なかなかいい感じでここまで来ました。
 しかし事件はここから!一旦宿に戻り、チェックアウトのため、荷物をまとめていたところ、私のじゃないポーチが自分のリュックに入っています。「これ、あなたの?」と同期に聞いたら、「うん」と。「でもどうして私の荷物の中にあるんだろね?・・・・・・もしかして、荷物探られた?」「いやいやまさか。部屋に鍵かけて行ったし。!!!!!!!!!!!ドルがなくなってる~~!!」というわけで、現金300USドルの盗難事件です。(ちなみに私のブルは受付に預けてあったため無事でした。彼女は受付が信用できないということで、現金は腹巻に入れていたらしいのですが、この朝に限って巻いて行くのを忘れたらしい。)
 エチオピアで300ドルと言えば、かなりの大金です。最近のレート、1ドル=17.26ブルで計算したら、5178ブル。首都の公立幼稚園の先生の月給が800ブルのこの国で、5178ブルって。多分犯人はホテルの清掃係です。300ドルは一体何カ月分の給料に相当するのか。しかも、何枚もあった100ドル札のうち、3枚だけを抜き取っている。多分、気付かれないようにするためでしょう。しかしポーチを入れ間違えるという犯人のミステイクにより、盗難発覚。っていうか、つまりそれって単独犯じゃないと思われる。
 とはいえ、ここからの展開がまたひどい。
 300ドルと言えば、私たちにとってもかなりの大金。というわけで、まずはホテルのマネージャーに話す。しかしこのマネージャー、「うちの従業員が盗みなんてするはずがない」「今まで沢山の外国人が泊まってるけどこんなことは初めてだ」「貴重品はフロントに預けろって書いてあるだろう」と怒る。いやいや怒りたいのはこっちの方ですから。話にならないので「警察に行く」と言うと、「行け行け」と。
 数10分後、警察署から同期と警部がホテルにやってくる。しかしマネージャーの態度は相変わらず。しばし話したのち、同期と警部とマネージャーおよび清掃係が警察へ。しかしやはりどうしようもなかったらしく、同期とマネージャーがホテルに戻ってきました。
 しかも!マネージャーは「友達を疑え」と言い出したらしく、彼によれば、300ドル盗ったのは私らしい。ムカつくとかそういうレベルではない。しかも、「お前たちにここにいる権利はない。さっさと出て行け」と。・・・・最低ランクの人間と呼んでもいいですか?

 しょうがないので気を取り直してバスでハラールに向かう。バスの中、チャット*をやってる人が多い(*エチオピアでは合法のドラッグ。3時間ほど緑の葉を噛み続けると覚醒作用があるらしい)。一葉もらって試してみましたが、苦い…。本当は砂糖とかピーナツとかと一緒に噛むらしいです。が、3時間噛まないといけないって、暇なエチオピア人ならではの楽しみとしか思えない。
 で、着いたのがハラール。エチオピア正教徒の多いエチオピアにあって、ここはイスラムの町です。なので、町の様子もちょっと違う感じ。しかしそんなことより、道端でチャット噛んでゴロゴロしてる人がたくさん。夜女子だけで歩くの怖い。泊まろうと思っていたゲストハウスが、そんなチャットゴロゴロの小道を通って行くところにあったため、別の宿を探すことに。
 その前にとりあえず腹ごしらえを。ということでバジャジ(三輪タクシー)の運転手のお勧めのレストランにてインジェラを食べます。酸っぱい雑巾として有名なこのインジェラを、同行の同期はおいしいと言って食べます。うーん、私もエチオピアに来て2,3回目までは結構おいしいと思っていたような気がする。
 どこに泊まる~?などと話していたら、隣のテーブルのおじさん二人が、「イニブラ!」と言ってきます。これ、エチオピアではよくある光景。自分たちの食べている物を、一緒に食べようよ~と言っているのです。いやいや今食べたから。などと話しつつ、このおじさんたちにお勧めのホテルを聞いてみたら、近くに政府系のホテルがあって、自分たちは車で来てるから送ってあげるとのこと。ラッキーとばかりに車に乗せてもらって喋っていると、彼らもアディスアベバから観光に来ているらしい。一人はハラール近くの会社で働いており、その会社に以前日本人がいたとかで、とても親切です。もう一人は彼が雇ったガイドで、もしよかったら一緒に観光しようということで、ホテルのチェックインを待ってくれました。
 まずは車でハラールの町の外壁のようなものを見ます。「じっくり見たかったらいつでも止まるよ~」とあくまでも親切。しかし、この車は一体どこまで行くの?なんだか町から離れてきたよ。と、同期が「どこに向かってるの?」と聞いた途端、「じゃあ引き返そう」と。その後町中まで戻り、じゃあ車を置いて町の中を見よう。と、4人で歩き出しましたが、同期が「このおじさんたち、どうも怪しい」と言い出します。「さっきもどこ行ってるか謎だったし、ガイドって言ってるけど全然何も説明してくれないし、そろそろお別れした方がいいかも」とのことで、適当に「じゃあ私たちこの教会見るから。ありがと~」とさよならしました。私にはそんなに怪しく見えなかったのですが、まぁわざわざリスクを取る必要はありません。(車に乗った時点で既にリスクですが。)
 一旦教会に入るふりをしてまた出たらもうおじさんたちはいない。しかしガイドはいた方がいいかもね、ということでその辺の人に「ガイドはどこ?」と聞いたら、自称ガイドが寄ってきました。ガイドライセンスも見せてくれたので、ま、この人でいいやってな感じでガイドをお願いしました。時既に16時頃。まずはフランスの詩人、ランボーゆかりのランボーハウスに向かいます(ランボーが住んでいたわけではない)。閉まってました。ま、特にランボーハウスが見たかったわけでもないので、続きまして、細い道とか色々案内してもらっている途中、なんだかおかしい人がいて、同期が危うく殴られかけました。あまりのことに近所の家に逃げ込む。そこにいたおばちゃんに「危ない人がいて怖いんだよー」と言ったら、事情を分かってくれたらしく、「ちょっと待っときな」と様子を見に行ってくれました。優しい。けどそこの庭にはチャットを噛んで寝そべってる男が数人…。やっぱり頼りになるのはおばちゃんだね!と、しばらく待機。「もう大丈夫だよー」とおばちゃんとガイドが言ってくれましたが、じゃあ、と出ていくと、その危ない男はまだ興奮状態でどうしても私たちがそこを通るのが気に入らないらしい。しょうがないので引き返します。しかしあの男は一体なぜ私の同期にあんなにも反応したんだろう。謎です。
 ガイドの案内でお土産屋を見たり、ラクダのミルクティーを飲んだり、ラクダの肉屋を見たりしていたら夕暮れです。ハラールと言えば、ハイエナに餌付けをするハイエナマンが有名。正直あまり興味ない上に、見学料が100ブルとのことで、見なくてもいいかなーと思っていましたが、なんとなく見る流れ。見学料は50ブルまで下がりました。
 しかしもうすでに夕暮れ。女2人だし、あんまり遅くなるようなら見学せずに帰ろうと言っていたら、餌付け場所に、昼間出会った欧米人カップルもいました。(ていうか昼間会った外国人ってこの二人だけ。)話してみたら、この二人も同じ政府系のホテルに泊まっているとのことで、一緒に帰る約束をしてハイエナマンの餌付けを見ます。
 「世界びっくりニュース」みたいな番組で時々、調教されているはずの動物が人間に牙を剥いている映像を見たりしているので、最初はおっかなびっくりで餌付けしてみましたが、段々慣れてきて、木の棒をくわえてその棒に生肉を載せてもらい、その肉をハイエナが食べる。ってなことにも挑戦してみました。写真撮ってみましたが、砂埃であまり撮れてない。しかも、このカップルのヘッドライトがなければほとんど何も見えていなかったことでしょう。
 エチオピア人観光客も加わって和やかに餌付けを終了して、このカップルと晩御飯を食べに行きました。この二人、なんと15カ月もアフリカを旅しているらしい。30代半ばと思しき2人でしたが、男性はカナダ出身、女性はイギリス出身、二人がアメリカで働いている時に出会って、今はカナダ暮らし。もっと若い頃から世界中を回っているらしいです。それにしても15か月。長いです。しかもそんなに若いって程でもないのに。すごい。「15か月って、疲れない?」と聞いてみたところ、「そうね~外食続きで野菜も食べれないしね~」とのこと。エチオピアの後はイギリスに行き、それで今回の旅は終了だそう。こういう人たちもいるんだな~、きっと旅するために働いてるだろうな~と想像。自分にそういうことができるかと考えると、ちょっと無理な気がする。これからも旅行はしたいけど、やっぱり気分転換とか、そういうレベルでしかできないように思います。
 というわけで、色々ありましたが、次の日ディレダワに戻ってアジスに飛び、次は世界遺産のラリベラです。

ディレダワ
見た目はかわいいディレダワのゲストハウス
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初日はローストチキンとハラルビールで乾杯
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ジプチにつながる線路のある駅(使われてないっぽい)
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ラクダ市場遠景
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ラクダの座り方がかわいい。
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ラクダの爪先は二つに分かれている。ということはエチオピア正教徒も食べられる。
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左がカスタードアップルと思しき果物
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ハラール
ハラールを囲む外壁
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モスクがたくさんあるらしい
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お墓。この横でハイエナマンが餌付けするらしい。(私たちはもう一つの場所で見学)
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ランボーハウス
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伝統的な家の中
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ラクダ肉らしい
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こういう細い道がたくさんある
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ハイエナに餌付けするマーティン
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最終的には7匹くらいいました。
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夜のハラール
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  1. 2012/06/24(日) 03:32:24|
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