My Life in Ethiopia

青年海外協力隊員としてのエチオピアでの暮らしについて。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

活動計画


 派遣後半年でジャイカに提出する2号報告書には自分の活動計画について書かねばなりません。
 ですが、派遣後半年というのはつまり、配属先に赴任後4か月。4か月あれば計画くらい立てられそうなものですが。そして実際、計画どころか色々実績を残している人だっていますが。
 私について言えば、未だに「同僚との信頼関係構築に努めている段階です」としか言えません。赴任後たったの1か月で、英語が喋れて信頼もできる部門長かつカウンターパートが栄転してしまったのが、彼にとっては良いことですが、私にとっては痛手でした。
 私はsocial economistとして、給水施設を作る際に周辺住民に話を聞いたり、住民啓発をするように言われており、かつ、その機会は乾季になったらやってくる(配属時は雨季真只中)、とのことでしたが、フィールドに行く際には一緒に連れて行ってと頼んであるにも関わらず、オフィス以外に行けたのはたったの1回。しかもフィールドワークという名の会議。それもそのはず、同僚たちもフィールドにはほとんど行っていません。
 一度だけ、村落部に行くという同僚がいたので、一緒に行きたいと言ったところ、泊まる所がない、食事するところもない、色の黒い人たちが弓矢で狙ってくる、あまりにも危険だ。ということで同僚全員に反対され、行けませんでした・・・。でも本当にそんな所なら、そこへ行く同僚だって危険なはずなのに。しかも、色の黒い人たちって。
 というのも、エチオピア人は自分を黒人だとは思っていないようです。最初の頃、「ケニアとかの人は肌が黒いけど、自分はほら、赤だろ?」と言われ、全く理解できませんでしたが、慣れてくると、確かに「黒」ではない人が多いように思えます。日本人で言う「色黒」くらいの人も結構います。
 で、その後の配属先の動向として、エチオピア人のsocial economistが新たにやってきました。つまり、私に要請されていたことはその人ができるということと、村落部に行く機会は多分そうそうないという事実、そして、村落部ではなく、一応町である任地でも「開発」できそうなことは結構あるということから、この町でできそうなこと、かつこの町の人たちの役に立ちそうなことを考えてみました。

1.改良かまど
 この町の人たちの多くは石を3つ置いただけの3点かまどを使っています。しかしこれだと、熱効率が悪く、たくさんの薪を必要とする、煙が目に悪い、火傷しやすい、などの問題があります。
また、配属先の水資源局にはエナジー部門もあって、改良かまどを推奨しています。
ということから、改良かまどをこの町の人たちに紹介しようと思っています。
その作り方は、村落開発普及員の補完研修で教わりました。が、実際に作ったことはない。まずは試作品を作ってみてから、この町の女性グループにアクセスしようと思っています。

ホームステイ先の3点かまど
改良したいかまど


2.SODIS
SODISは、協力隊の全体研修の際のテクニカルクラスにおいて、水の浄化方法を調べていた時に知りました。
そしてウガンダに視察に行った際、実際に使われている様子を見ることができました。
やり方はとても簡単。
① 透明ペットボトルをきれいに洗う
② 水を入れる
③ 太陽光に6時間以上さらす
だけです。紫外線A波に殺菌効果があるらしく、気温には左右されないそう。インジバラの安全な水へのアクセス率は75%。なのでここでも湧水を汲んでいる人は結構います。その人たちに話を聞いたところ、飲用には使わない、とか、飲んでも平気。という人もいましたが、下痢になる。と言う人もいて、この方法を紹介したいと思うのです。
湧水ポイントはいくつかあるみたいで、そこの水は見た目にはきれいですが、SODISの前に濾過しなければ使えないのか、それともSODISだけでいけるのか、紹介の前に水質検査が必要です。

インジバラにて川(湧き水)の水を汲む人たち
P1020866.jpg


3.小学校にて手洗いワークショップ
 ここの人たちは手で食事を摂ります。だからその前には手を洗います。だけど、石鹸を使いません。石鹸なしでの手洗いは逆効果。掌のばい菌が表面に浮き上がってしまう。とむかーしどこかで教わりました。
 石鹸がないわけじゃないのです。インジェラの具(ワット)はかなり油を使っているので、食事の後には手がべたべた。そこで食事後の手洗いには結構石鹸を使ってます。むしろ逆だろう。と、私は思いますが、それがここでの習慣。
 なので、子どもたちに正しい手の洗い方を指導し、それが大人にも波及してくれたらなと。手を洗うだけでかなりの病気予防効果がありますから。

4.ジャパンフェスティバルinインジバラ
 先日、首都にて日本大使館主催のジャパンフェスティバルが開催されました。内容は、日本文化紹介(よさこい、折り紙、書道、着付けなど)、日本人が踊るエチオピアンダンス、アムハラ語での漫才、地震・津波コーナー、原爆コーナー、理数科教師による科学実験コーナー、体育隊員によるスポーツ紹介、などなど。水の防衛隊も水に関してブースを出しました。前回までは配属先の人の交通費なども出してもらえたらしいのですが、今回は全くなし。ということで、ジャパンフェスティバルを見れるエチオピア人は首都の人だけ。
 一方、インジバラにはこれまでにも何人か協力隊員がいて、しかもそのうち1人はエチオピア唯一のテレビ局ETVにてアムハラ語による漫才を披露した有名人。そのおかげで、たまーに「こんにちは」と声をかけられることもあるのですが、たいていの人はチャイナ!と言ってくる。しかも中国と日本が違う国だと知らない人もいる。
 というわけで、ジャパンフェスティバルを開こうと思っています。いつ、どんな内容で、などまだ全く決まってませんが、同任地の同期隊員と相談して決めていきます。

ジャパンフェスティバルin首都の水ブース
P1030959.jpg

同じく震災ブース
P1030971.jpg

着物の着付け&写真撮影コーナーが一番人気!
P1030999.jpg


 ちなみに、これ以外にも、他の水の防衛隊の活動を参考に、井戸の記録簿を作ろうと思って暫定的部門長かつカウンターパートと、水資源局の副ヘッドに話してみたところ、特に反対はなかったので、その後、いつも会議で不在のヘッドがたまたまオフィスにいるところをつかまえて、以上5つの計画について話してみたところ、井戸の記録簿については、州の水資源局がフォーマットを決めて、郡などの水道局が情報収集し、州の水資源局が管理しているということでした。なので、私が手出しできることではないと判断し、この計画は削除。

 これからやることも決めて、さあ、動き出すぞ!とは思いますが、暫定的部門長かつカウンターパートと、水資源局の副ヘッドの、あまりにも気のない返事にやや凹んでいます。私が活動計画について説明してもPCでのゲームをやりながら聞くし、調整員が来た時も、何らかの資料を読みながら聞いている。さすがにそれはないんじゃない?と思ってしまいました。
 ヘッドは、「いいんじゃない?同僚と協力して大いにやっておくれ!」という感じだったので、ヒエラルキー社会のここでは、ヘッドが協力してやれと言ってくれれば同僚は協力してくれるはずだと思うので、乾季になってもお喋り・音楽・映画の同僚たちにも協力してもらって、活動していきたいと思います。
 本当は、なぜ同僚たちが働かないのか、つまり、なぜ同僚たちに仕事がないのか探り、公務員であるからにはそれなりに働くように仕向けたいのですが、それは今後の課題ということで。
スポンサーサイト
  1. 2012/03/05(月) 01:54:49|
  2. 活動
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<帰国ラッシュ | ホーム | ベイビー誕生>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://mylifeinethiopia.blog.fc2.com/tb.php/25-9e3b79a4
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。