My Life in Ethiopia

青年海外協力隊員としてのエチオピアでの暮らしについて。

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コタビフェスティバル(当日編)注:またもや長文です。


当日に行ったプログラムは以下の通りです。

日時:2013年8月24日土曜日(エチオピア暦2005年12月18日)

時間:午前9時半~12時(エチオピア時間3時半~6時)と午後2時半~4時半(エチオピア時間8時半~10時半)

内容:
1. 改良かまどの展示即売(土製のゴンゼ、セメント製改良かまど、七輪タイプ2種類)(担当者:郡水事務所スタッフのはずだったが、特に何の説明もなくいなくなったため、隊員に担当を依頼)
2. 布草履やシュシュなど、端切れを利用した製品の展示即売(担当者:私のはずだったが、全体を見回る役目が必要だったため、ほとんど他隊員に依頼)
3. 王冠を利用したオセロトーナメント大会(午前の部と午後の部でそれぞれ8人のエントリーを募り、それぞれ1位の人には私の手作りトロフィーとオセロセットと認定証(*1)、2位の人には認定証を進呈)(担当者:高等裁判所勤務の友人。以前オセロを教えたところ、彼だけがルールを速攻で理解していた)
4. 手洗いやSODISなどの衛生啓発(担当者:保健所スタッフ)
5. 私の手作りソーラークッカーと段ボールオーブン他の紹介(担当者:近くの町(ドルベテ)の理数科隊員)
6. オセロ担当者からのリクエストで、綿あめ紹介(担当者:近くの町(バハルダール)の理数科隊員)
7. たまたまいらっしゃっていた隊員のお母様による日本茶セレモニー
(プログラム6と7はほとんど急にやることになったため、何をどのようにするか、あまり考えていませんでした。)

 このコタビフェスのために、事前にエチオピア隊員のメーリングリストで参加者を募集したのですが、当初協力すると言ってくれたのは近くの町のたった一人だけ。しかしその後3人から参加表明があり、さらにオセロ担当者が綿あめについて知りたいと言っていたため、去年のジャパンフェスティバルで綿あめを作ってくれた理数科隊員にお願いしたところ、協力してくれ、結局北部隊員が7人と、隊員のお母様、綿あめを手伝ってくれるサイエンスクラブの生徒たちというたくさんのサポーターが来てくれました。協力隊員の協力姿勢は本当にありがたいです。
 
 コタビフェス当日朝。
苦労して運んだテントの組み立て方を誰も知らないため、組み立てに何時間かかるか分からないということになり、会場を貸してくれるタミーが、当日は朝7時からそのテントを組み立てようと言ってくれ、タミーと私とオセロ担当の友人で7時集合の約束。オセロ担当の友人は「ボクは多分起きれない」と言うので、6時半にウェイクアップコール。しかしもちろん無反応。
 タミーは7時に行くよと言っていたので、私も7時過ぎに改良かまど(新しい七輪タイプ。なぜかずっと私の家の物置に置いてある)などを持って会場のプールバーに到着。誰もいない。が、割とすぐにタミー到着。相変わらずオセロ担当の携帯は無反応。
 しかし7時半に近くの町の協力隊員が2人来てくれる。なんて早い到着。ありがたい。さすが日本人は時間に正確だ。(準備があるから8時頃に来てくださいとお願いしていたため、6時半に任地を出発してくれたらしい。)
 早速いる人たちでテントの組み立てにかかる。しかし、誰も完成図を見たことがないため、何がどうなっているのかさっぱり不明。「テントを借りよう」と言った郡スタッフ(改良かまど担当のはずだった)にも7時過ぎに電話し、来るのを待っていたが、全く来ない。
 8時前、ようやくオセロ担当が登場。私が他のことをしている間に、他の人たちが何とかテントを立ち上げてくれる。
 その他の準備をしているうちに9時半の開始前から人が集まり始め、何となくフェスティバルは始まる。ガバヤ(市場)帰りの人たちがたくさん寄ってくる。その数、想像以上。そもそも会場が狭いため、人が捌けない。オセロ担当のリクエストにより急遽お願いした綿あめ実演に人が群がっているため、それを外でやってもらうようにお願いする。ソーラークッカーと段ボールオーブンの紹介をお願いした別の理数科隊員にも外でやってもらうようにお願いする。地面に置いてあるセメント製改良かまども蹴られそうで不安なため、急遽改良かまど担当を依頼した隊員にも外でやってもらうようにお願いする。
 テントを張った会場では、オセロトーナメント大会、衛生啓発、布草履等の販売を実施。しかし衛生啓発担当の保健所スタッフから、「日本人にばかり人が寄ってくるから誰も衛生啓発コーナーに関心を示してくれない。ちょっと人を集めて説明してくれ」との要請が。確かにその通りなので、「例えば手を洗うと、健康でいられるから病院に行かなくていい。無駄なお金使わない。だけど洗わない汚い手で食べたら、下痢、腹痛などになって病院に行く。診察費、薬代、交通費、色々かかってお金が飛んでいく。だから、衛生的な行動をとるというのは、一種の節約なんですよ」と説明。「ほほう」とうなずく観衆。人々の注意を引いたところで後は保健所スタッフにお任せ。
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 保健所スタッフがSODISについて説明してくれているところ。しかし日本茶セレモニーの場所と被ってしまいました。

 改良かまどについては、担当の郡スタッフが消えたため、急遽隊員に改良かまどの担当をお願いするも、郡スタッフがプロモートしたい新型タイプの七輪の利点が私にも分からない。しかも、郡スタッフが近くのセメント製改良かまど屋さんから1セット持ってきた改良かまども、観衆にはどうやって使うのか分からないらしい。会場にはセメント製改良かまどのポスターを持って行ってため、その写真を見せて説明しても想像ができないらしい(*2)。担当してくれた隊員は、「やっぱり実演しないと分からないんじゃないかなぁ」と言うが、実演したら、その改良かまどは多分もう売れないし返品もできず、買い取るしかないという以外にも、実演するにはインジェラなどを焼く板が必要なため、その案は却下。

 布草履は、エチオピアでよく売っているサンダルが約30ブルということから、価格を20ブルに設定しようかと思ったが、事前のリサーチで「15ブルなら買う」と言った人がいたため、15ブルで販売しようとしたが、結局1つも売れず。これが一つでも売れたら「自分の健康のために履くだけでなく、売ればお金になるよ」と改良かまど製作グループの女性に言いたかったのに、残念。
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布草履は全部で4つ作成。左端のとか、かなりうまくできたと思うのですが。

 シュシュは、こちらもスック(キオスク的なもの)で売っているものが3ブルから4ブルということから、3ブルで売ろうとするも、「2ブルなら買う」と言う人がいたため、2ブルで販売。フェスでの売り上げ、5個!初めて売れた時にはなかなかの感動が。
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シュシュと花のコサージュの一部。

 花のコサージュは1ブル。任地では小さめの安全ピンを売っていないため、何もつけないただの花。なので、紐か何かつけた方がいいと言って、隊員が紐をつけてくれる。花は意外に子どもがいくつか購入してくれて、減った数は8個。(そのうち1つは日本茶セレモニーをしてくれたお母様に、もう1つは私のフェスのせいでコーヒーの売り上げが減った会場のコーヒー売りの女性にプレゼント。)しかし、2ブルのシュシュが5個売れて、10ブル。帰り道に友人の女性が「1ブルなら買う」と言ったため、1ブルで売ってシュシュの売り上げは11ブル。花は6個売れて6ブル。合わせて17ブルの売り上げのはずが、手元にあるのはなぜか14ブル。初めて作ったシュシュが盗まれてしまったように、今回は花が3つ盗難の憂き目に。きっと盗まれるだろうなとは思っていて、盗まれないようにシュシュはリングに通しておいたが、花はどうしたらいいかよく分からなかったので、ただセロハンテープで紙に貼っただけだったのがやはりダメだったか。
 しかも、「服の仕立て屋さんで捨てられている端切れも、再利用すればこんな製品になるんだよ」というコンセプトについては全く伝わらなかった気が・・・。
 日本語の「もったいない」の説明も英訳して(オセロ担当者にアムハラ語翻訳を頼んだところ、「英語の方が人々は注意を払う」と言って訳してくれず。多分気分が乗らなかっただけだと思いますが)、会場に貼っておいたものの、これもほとんど読まれていない。
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 そんなこんなでわちゃわちゃしている中、たまたまエチオピアにいらっしゃっていた隊員のお母様が着物姿でものすごく本格的な日本茶セレモニーをしてくださる。正直私はこんなにちゃんとした日本茶セレモニー、見たことがない気が。何だかお家柄がしのばれる。ていうかせっかくはるばるエチオピアまで来ているのに私なんかのフェスに参加していただいて恐縮してしまう。(その隊員から「親が来ているからフェスには参加できなさそう」と言われた時に、「せっかくだから親御さんも隊員の活動が見たいはず。学校は雨季休みだから、コタビフェスに来た方がいいですって」と言ったのは私です。)
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「何であんなに動作がゆっくりなの?」とか「何でカップがあんなに小さいの?」とか聞かれても「伝統だから」としか答えられない私の無知さ。

 その後、なんやかんやしているうちに午前の部もあと1時間となる。オセロのルールを教えていた担当者に、そろそろ試合を始めないと、午前の部が終わる12時までに優勝者が決まらないので試合を始めるように頼む。しかし、初戦4組のうち1組がなんと同点でやり直し。その間準決勝を行うのを待っていたため、結局12時を過ぎても準決勝が終わらない。仕方なく決勝戦は午後に行うこととし、ファイナリストには午後にも来てもらうように頼む。
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オセロ試合中

 12時を過ぎても来場者が途切れないが、協力者たちにも疲れが見え始め、そろそろ昼休みにしようと提案するも、タミーが、「来場者のほとんどはガバヤ帰りの人たちだから、午後は多分あまり人が来ない。だから午前の部をもうちょっと続けよう」と言う。と言ってももう改良かまどもソーラークッカーも中に入れちゃいましたけど。と思いつつ、「お母様たちはお疲れでしょうから先にお昼に行ってください」などと言っているうちに、なぜかいきなりタミーが人々を追い出し始め、午前の部は強制終了。

 午後の部。タミーの予想通り、来場者がガクンと減る。しかし、それなりには人は来てくれ、午前の部の続き。午後の部のオセロは、出場者が6人しかおらず、しかも、エントリーした3組もいまいち勝負になっていないというオセロ担当の言葉から、トロフィーは午前の部の優勝者と準優勝者にあげることに。せっかく協力隊員のお母様が着物姿で来てくださっていたので、お母様にトロフィー進呈役を依頼(*3)。

紙とアルミホイルで作ったトロフィー(強度が全然ない)
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優勝者は「勝者」という意味の名前のアシャナフィー
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トロフィー進呈
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喜ぶアシャナフィー
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認定書進呈
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 現在雨季のため、毎日雨が降り、それが時にはとてつもない豪雨とか、雹や霰だったりすることもあるのに、この日はほとんど雨が降らずうっすら日差しまであり、天候には恵まれる。しかし、午後3時半頃から雨雲が増えて雨の気配。来場者も午前ほどはいないし、バハルダールから来てくれた協力者は4時にコントラのバスが迎えに来るらしいし、撤収しましょう!と決断。(この時の私は午後の部を4時までだと勘違い。)
 以前にオセロを紹介したら、毎晩オセロで遊んでくれていたという友人が、午後の部のオセロ大会に出たいと言っていたもののまだ来ていなかったので電話したところ「もう少ししたら行くよ」とのことだったので待つべきかと一瞬考えるも、「この後絶対すごい雨が降る」(雨が降ったらエチオピア人は外に出ない)という気配が漂っていたため、3時半に片付け始め。というか友人の助言に従って午後の部は2時半から4時半としたが、協力者たちも約2時間半の昼休みを持て余していたし、コントラのバスでも1時間半はかかるバハルダールから協力者が来てくれたことからも、午後の部は2時から4時の方が良かったなと反省。そもそもエチオピア人協力者も午後の部は2時からって勘違いしてたしな。

 というわけでコタビフェスは大盛況のうちに終了。この日は任地に赴任したばかりの新隊員の方も来てくれて、「全部一人で企画して実施したんですか?すごーい」とのお褒めの言葉を頂きました。いやいやほんと、全然ですけどね。でも確かに、今回のフェスはこの2年間協力してくれた人たちや、その友人などなど、たくさんの人の協力があってこそできたんだなーと実感。企画したのは私だけど、私一人じゃもちろんできないわけで。去年のジャパンフェスティバルよりも、「現地の人を巻き込む」ことには成功した気がします。(フェスの性質も違うし、今回も「配属先の人を巻き込む」ことはできなかったわけですが。)

朝のテント設置。これがたまたま会場の屋根のない部分にぴったりサイズ。
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外観
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入口のところ。「コタビフェスティバル」ではアムハラ語として意味が分からないらしく、オセロ担当が「ヤ コタビ ザデウォッチ マサヤ フェスティバル(節約の方法たちを見せるフェスティバル)」とアムハラ語訳してくれました。
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このプールベッドが大通りに面しているため、たくさんのガバヤ帰りの人が来てくれました。通りの反対側から見ると本当に小さい会場ですが。
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端切れ製品コーナー。見えにくいですが金網が貼ってあるため、手は出せない。
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日本茶セレモニーを見る人たち
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日本茶セレモニーのためにお湯を貸してくれたコーヒー担当のお姉さんたち。最後に「何かくれ!」と要求されましたが、最終的にはお花のコサージュ一つで納得してくれました。
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外もこんなに人だかりが。
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中にもこんなに人だかりが。
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ソーラークッカーと段ボールオーブンを説明してくれる理数科隊員。段ボールオーブンについてはこちら参照。結局何の改良もできないまま紹介してしまった。
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以前のエナジートレーニングにて。右から「ちゃんとした」ソーラークッカー、セメント製改良かまど、ゴンゼ、新しいタイプの七輪(鉄の覆いつきが2つ、覆いなしが1つ)。
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 ソーラークッカーは、こういう「ちゃんとした」のを買わなくても段ボールとビスケットの裏紙で作れるんだよということが言いたかったのに、そもそもそれをちゃんと担当の理数科隊員に伝えたかどうかも自信がない。

*1 エチオピア人は認定証が大好き。隊員が行うセミナーなども、出席者からは必ず認定証を要求されるらしいです。またその認定証にはオフィスのスタンプが押してないと意味がないらしく、今回は私の配属先の水事務所のスタンプを押してもらいました。)
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今回の認定証

*2 エチオピア人の想像力(といっても大したことではありません)のなさには時々びっくりさせられます。例えば、フェス当日のお昼は日本人協力者とエチオピア人協力者を合わせて15人の大人数だったため、4種類のインジェラを4つずつ注文。テーブルは4つ。しかし来たインジェラは、1つの種類が1つの皿に盛られている。・・・・15人もいるのに皿が一つで手が届くわけがないでしょうが。「2つに分けて」と頼む。その後、2品目が登場。またもや4つ分が1つの皿に盛られている。あのねぇ、さっき言ったでしょ!想像力もなければ学習能力もないのか。と思ってしまうようなことがたくさん起こります。(ちなみに3品目からは皿2つで来ました。)
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協力者15人でランチ

*3 トロフィー進呈役は、それなりに偉い人の方が良いというオセロ担当者の助言から、自分の配属先のトップに依頼しようかと思いましたたが、彼はこれまでこういった催しに来てくれたことがないため、最近布草履を教えるために何度も行っていた「女性・子ども・青少年事務所」のトップにトロフィー進呈役をお願いしていましたが、「午後に行くよ」と言っていたそのトップは、もちろん来ませんでした。
 また、今回も配属先の人全員に招待状を配ったものの、いつものように、誰一人来ない。その他、招待状をあげた時に「行くね」と言った人も、ほとんど来ていない。ガバヤ帰りの人がたくさん寄ってくれたため、来場者は多かったものの、そのうち招待状をあげた人は多分数えるほどしかいなかったと思われます。確認できた範囲では10人弱(誰にあげたか良く覚えていないため)。でも最近は、基本的なスタンスが「どうせ来てくれないし」なので、そういうのもあまり気にならなくなったような気が。
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  1. 2013/08/28(水) 17:12:18|
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