My Life in Ethiopia

青年海外協力隊員としてのエチオピアでの暮らしについて。

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コタビフェスティバル(テントと改良かまど運搬編)注:長文です。


 迫りくるコタビフェスティバルに向け、ポスター貼り、招待状配布、端切れ製品の製作などに追われる中、郡スタッフが配属先の県水事務所からテント(雨よけ)を借りた方がいいと言っていたため、まず、テントを所持しているはずのエナジー部門のトップ(最近新しく来た人)に許可をもらう。しかしどこにあるか知らないから県事務所(全体)の倉庫番の人に聞けと言われ、その人に聞いてみると、テントはあるが、貸すには部門長ではなく事務所長の許可がいると言う。たまたま事務所長がいたため、許可をもらう。その旨倉庫番に伝えると、「じゃあこの紙にサインもらって来い」と言う。意外にちゃんとした(というかめんどくさい)手続きがあるんだなと思いながらサインをもらう。倉庫番に「もう持って行っていい?」と聞くと「土曜日に使うなら金曜日に持って行け」と言う。倉庫番の人はいないことがよくあるので「金曜日、いる?本当に大丈夫?」と聞くと「いるから大丈夫」との返事。
 金曜日。倉庫番がいたはいいが、借りるテントを初めてちゃんと見る。重いバッグが3つもある。
P1170238.jpg
これ。鉄製のパイプが36本もあり、大変重い。

 これを一体どうやって会場まで運ぶんだと途方に暮れる。テントを借りる許可をもらう際、水事務所のトップに、フェス会場に改良かまどを運ぶためにオフィスの車を借りれないか聞いてみたが、今は車を点検に出しているから多分土曜日までには戻ってこないとの返事。
 テントを借りた金曜日、県事務所の中庭に車が一つ置いてあったため、その車の帰属先のスポーツ事務所のトップに車で会場まで(オフィスから会場までは、車なら1分ほどの距離)運んでもらえないかと聞く。「今日は運転手がいないから無理」との返事。(エチオピアでは車の運転免許を取るためにはかなりお金がかかるらしく、車の運転免許を持っている人は多くない。)
 次にお隣の保健事務所のトップに車を貸してもらえないか聞く。「今は車がフィールド行ってるから無理」との返事。
 会場となるプールバー(ビリヤードをする所ですが、多分日本人が想像するプールバーとは異なります)を貸してくれるタミーに相談すると、タミーが働く農業事務所のトップ(私の家の大家。私の家から徒歩15分ほどの所に住んでいる)に聞いてみようと言う。聞いてみると「運転手がいたらいいよ」との返事。運転手がいるのかどうか他の人に聞いてみると、いました!運転手が!というわけでありがたくテントを会場まで運ぶ。

これが会場。奥にビリヤード台があって、手前はフリースペース。
P1170142.jpg

P1170053.jpg

 フェスで展示販売する予定の改良かまど(とても重い上に運びにくい形状)は、当日朝に郡スタッフが改良かまど製作地のチャウサ(任地からの距離は車で5分)から会場まで運ぶための手配をしてくれることになっており、金曜日にそのためのお金を渡すはずになっていたが、その郡スタッフ自体が当日来れるかどうかも分からない上に金曜日も会議中のため、その郡スタッフに任せるのもどうかと思い、せっかくだからこの車でチャウサまで行って改良かまどを仕入れてこようと思って運転手に頼む。「トップがいいって言ったらいい」とのことなので電話してみる。「バル!」と言われる。意味が分からず運転手に聞くも、「分からない」との返事。運転手がトップに電話してくれる。「11時半(金曜日なのでお昼休みが11時半から)までに戻れたらいいらしいので急ごう。あと20分しかない」とのこと。チャウサに行く。改良かまどの完成品、1つもない・・・・・・「明日一つガバヤ(市場)に持って行く」とのこと。
「今は?」
「一個もできてない」
 何ぃ~!?ガバヤでのデモンストレーションの時と同じじゃん!(こちら参照)あなたたちのためのプロモーションなのに!!!郡スタッフ、何も言ってくれてなかったの?せっかく運転手に無理行って来てもらったのに!と憤っていたら、運転手が「11時半だ。早く帰らないと。」と言うので、運転手がお昼を食べたいのかと思ったら、「トップが家に昼食を食べに帰るのを送らなくちゃいけないから。いつもそうしてる」との説明が。「へ!?歩いて10分ほどの距離をわざわざオフィスの車で帰るの?公私混同にも程がないか!?そういえば祝日にそのトップ(私の大家さんなので)の家に招かれた際、家から町の中心部に行くのにわざわざ車を呼んでいた・・・・・・そんなことしてるからガソリンがなくなるんだろうがー!!」とまた別の憤りが。「エチオピアにはお金がないんじゃなくて使い方が間違ってるだけ」ってある意味本当だと再び思う。
 早速郡スタッフに電話をかけ、「チャウサには改良かまど一個もないよ!どうするの?明日改良かまど展示即売できないよ」と言ったら、「もう一つの改良かまど製作地のアカイタから仕入れよう」との返事。チャウサには今改良かまどがないって、知ってたの?どうなの?と思いつつ、午後、タミーが「改良かまどを運びたいなら、どうなるか分からない明日の朝より今日の方がいいから、アカイタに行くためにもう一度農業事務所のトップに車を貸してもらえるように頼め」と言う。確かにそうだなと思い、農業事務所のトップがオフィスに来るのを待つも、昼休みを1時間過ぎても帰って来ない。他の準備もあるので、タミーに、トップが来たら携帯にワン切りしてもらえるように頼んで家に帰ろうと思っていたら、「今日は運転手がいない」と言っていたはずのスポーツ事務所のトップが、いなかったはずの運転手に運転させ、車に乗ってどこかに行こうとしているのに遭遇。「待って!」と頼むが気付かず、あるいは無視して行ってしまう(質問してもそれに対する答えが返って来ない、明らかに無視されるなどは日常茶飯事)。続いてどこかの事務所の車もオフィスを出て行こうとしていたため、「どこ行くの?アカイタに連れてって!」と頼むと、「いいよー乗れば?」との返事。驚いて早速郡スタッフに電話をかけ、「今車つかまえたから今すぐ大通りまで来て!一緒にアカイタ行って改良かまど運ぼう」と言うと「さっき会議が終わって、今昼食中だから無理」との返事。
「何!?そんなの後で食べてよ。今車に乗ってるから、家まで迎えに行ってもらうよ」
「無理無理。昼ごはん食べてるから」
「いいから運転手に家の場所説明して!」
 しかし運転手に電話を代わってもらったら、「会議あるから行けないって言ってるよ」で終了。アカイタの改良かまど製作地には何度も行ったことがあるが、アカイタはチャウサと違い、大通りから車の入れない未舗装の細い道をかなり(徒歩約30分)行った所にあり、車でかなり近くまで行ったこともあるが、そこからのアクセスを私は知らないため、郡スタッフが一緒に行ってくれないことには私一人で行ってもしょうがないので、仕方なく諦める。せっかく車に乗って大通りまで出たのに、車を降りてとぼとぼとオフィスに戻る。タミーに事の顛末を告げると、「他に運転手の知り合いいないの?」とのこと。そういえば郡事務所の運転手の電話番号知ってる!時々「飲もうぜ」的な電話かかってくる!(一度も実現したことはないが。)彼なら行ってくれるかも!と思い電話すると、「今隣町にいる。17時頃インジバラに戻るから、それからなら行ってもいいよ」との返事。よっしこれで安心!と思いその旨郡スタッフに電話して、17時から一緒にアカイタに行くから、金曜日の午後に改良かまど運搬について打ち合わせる(というか彼が手配するはずのガリ(馬車)代を渡す)のは必要ないなと思って家で布草履を作っていたが、17時半になっても郡事務所の運転手から電話がない。(ちなみにタミーからのワン切りもない。)エチオピア人が時間に遅れるのは当たり前だが、あまり遅くなると暗くなって困るため電話してみたら、なんと「現在この電話番号は使われておりません」とのアナウンスが!ちーん。急いで郡スタッフに電話すると、「もうガリも手配できないよ」とのこと。
「へ?何で?」
「今日の午後手配しようと思ってたけど、車があるって言うから手配しなかった。もう無理」
「何でそれ先に言ってくれないの?」
「言ったよ」
「いつ!?ていうか明日売る改良かまどどうすんの?」
「今から車手配すれば?」
「どうやって?」
「知らない。じゃなきゃ明日売る改良かまどはない。」
「明日の朝ガリを手配するのは?」
「無理。」
「・・・・・・・。」
 どうしようと途方に暮れ、とりあえずオセロ担当の友人に相談してみたところ、「明日の朝もう一回郡事務所の運転手に電話してみなよ。彼は僕の友人だけど、ボスからの電話受けたくない時とか、時々携帯オフにしちゃうんだよね。大丈夫だって。ま、最悪改良かまどはなくてもいいじゃん。売りたければ改良かまど製作者が頑張るべきだよ」とのこと。至って軽い調子。
 それで間に合うかなぁ、と不安になって、もう一度農業事務所のトップに電話するが出ない。しかし「今会議中」というメッセージが来たため、「明日の朝オフィスの車貸してもらえないですか?フェスに出す改良かまど運びたいのです。助けてください~」というメッセージを送る。しかし返事はない。
 どうしようと思っていたら、たまたま郡事務所勤務の別の友人に会い、事の顛末を説明すると、「その運転手にはもう一つ電話番号があるはずだよ。私のボスに聞いてあげる」とのこと。早速彼女がゲットしてくれた電話番号にかける。つながる。運転手が電話に出る。
「シホ~どうしたの?」
「どうしたの?じゃないよ。一体何してんの?待ってたんだよ!」
「いやいや。」
「明日の朝アカイタ行ってくれる?」
「いいよ。電話して」
「よろしく頼むよ」
 というわけで一安心。してしまったのがこれまた失敗。
 翌朝、7時からテントを組み立てることになっていたので、7時過ぎ、会場に着いてからその運転手に電話をすると「分かった~今から行く~」との返事。「今から行く」と言うからには来てくれるんだろうと思い、早速郡スタッフにも電話して「今から郡の運転手が来てくれるから、あなたも来て」と頼む。「分かった。行く」との返事。
 テントの組み立てやその他の準備をしながら待つも、30分経っても運転手も郡スタッフも来ない。運転手にもう一度電話。
「まだ?今どこ?」
「行かない」
「へ?」
「行かない。別の町に行ってるから」
「・・・・・・・・・。」
 このことを郡スタッフに伝えようと電話するも、何度かけても応答なし。
 農業事務所のボスにも電話して、「昨日メッセージ送ったけど、ちょっと車出してもらえませんか?」と聞いたら「無理」との返事。「無理」って分かってるんだったら昨日のうちに返事ください・・・。
 8時半過ぎ、ようやく郡スタッフ登場。車が来ないことを伝えると、あまり気にしてなさそう。そもそももし運転手が来てくれてても、郡スタッフが来たのは「行くよ」と言ってから1時間以上後。どっちにしてもアカイタには行けなかったことでしょう。いや、そもそも論で言うと、アカイタ行ったって、チャウサと同じようにもしかしたら改良かまどもなかったのかも。
 ようやく来た郡スタッフが近くのセメント製改良かまど屋から、セメント製改良かまどを一つ運んでくる。しかし私が作ったポスターなどは全て土製の物用。値段も違う。「土製も置きたい。買いに来るって言ってた人もいるし」と思い、郡の水事務所に土製の改良かまどが2つ置いてあるため、それを運んでくれるように郡スタッフに頼むと、「バジャジ(三輪タクシー)代の10ブルよこせ」というので渡す。しかし1時間経っても来ない。「まだ?」と電話すると、「バジャジが未舗装道路に入るのが嫌だと言ったから運べない。ボクは今会議中だ」との返事。そうなんだったらその旨電話しろ。ていうか未舗装道路って何?オフィスの敷地内20メートルのこと?ていうか会議を休んでフェスに出れるように許可もらうっていう話はどうなった?など不満はくすぶるが、もう気にしてもしょうがないため、来てくれた協力隊員に改良かまどの担当をお願いする。協力隊員の協力があって本当に良かった・・・。
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フェスに置いたセメント製改良かまどのポスター。

 その後、「フェスに改良かまど(ゴンゼと呼ばれる土製の物)を買いに行くから」と言っていたうちの一人が本当にゴンゼを買いに来てくれる。しかし売れるゴンゼは一つもない!と思ったら、知り合いのメキシコ人たちが車で会場の外にいるのを発見。千載一遇とばかりに「ちょっとそこの郡オフィスまで行って戻ってもらうことはできませんか?」とお願いすると、「いいよ」とのことだったので、ありがたく郡事務所に行ってゴンゼを2つ回収。しかし2つのゴンゼ(つまり8つのパーツ)のうち、1つだけが種類が違う様子。これじゃあ今来てくれた彼女にゴンゼを1つ売ることはできるけど、もう一つは売れないなぁと思いつつ、しかし何もないよりも、見せる物がある方がいいので、そのまま展示。
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左がセメント製改良かまどで右がゴンゼ。中央に置いてあるのがセメント製改良かまどのポスター

 結局、「改良かまど買いに行くよ」と言っていた数人のうち、本当に来てくれたのは多分この彼女だけで、その他の来場者にも改良かまどは一個も売れず。
 苦労して運んだゴンゼとテントはフェス終了後、バジャジをコントラ(相乗りではなく、現在地から目的地まで私だけのために走ってくれる)して配属先と郡オフィスに戻しましたとさ。やれやれ。
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  1. 2013/08/28(水) 16:20:57|
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