My Life in Ethiopia

青年海外協力隊員としてのエチオピアでの暮らしについて。

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水を汲んでいる人にSODISを教える(7月18日の朝と19日の朝編)

 任地でもSODISが有効なことが分かってから既に数か月(ここ参照)。
 その間、一緒に小学校で衛生啓発活動をしている保健所の人(バサズノ)と、いつもたくさんの人が水を汲んでいる湧水ポイントに行ってSODISを教えようということになっていたのですが、結構長い間バサズノの仕事が立て込んでおり、ようやく彼が時間が取れるようになったのが6月頃。
 バサズノの時間が取れる午後2時に湧水ポイントで何度も待ち合わせをしたのですが、その頃には既に雨季に突入しており、ほぼ毎日午後2時頃から雨が降る、あるいはバサズノが約束を忘れている、あるいは会議が入ったなどでキャンセルされるという日が続きました。
 そうこうしているうちに、改良かまど普及活動を一緒にしているワレダ(郡)の水事務所の人にもSODISについて話してみたところ、ワレダの水質検査担当(名前はムラト)と一緒に湧水ポイントに行ってみれば?と言われたので、ムラトにもSODISについて説明してみたところ、「明日の朝、いつどこの湧水ポイントに行くか話し合おう。その時には県水事務所(私の配属先)の水質検査担当も連れて来い」とのことだったので、私の配属先の水質検査担当に話してみたところ。「今サマースクールに行ってる人が多くてオフィスに人が少ないから他の場所には行けない」と言われてしまいました。私と同じポジションのsocial economistの男性も誘ってみましたが、「無理」とのこと。確かに人は少ないけど、オフィスに居たって別に何もしてないんだから打ち合わせくらい付き合ってくれてもいいのに…と思いつつ、協力が得られないのはいつものことなので、あっさり諦めて翌日朝、一人でワレダのオフィスに行ってみたところ、誰一人いない。いつもは10人くらいいるのになと思いながら待っていたら、就業開始時間(8時半)を1時間半ほど過ぎてからムラトがやってきました。「何でこんなに遅れたんだ」と聞いてみたところ、「8時半頃雨が降ってたから。俺の家は遠いんだ。」との返事。確かに雨は降ってましたけどね。ていうかその他の人も全員雨のせいで遅刻かよ!と思いつつ、「SODISについて、いつ、どこで教える?」と聞いてみたら、何だか気乗りしない様子。なんだなんだと思っていたら、「今から水質検査しに行くから一緒に来い」とのこと。うーん…よく意味が分からない。だってムラト、水質検査の道具何も持ってないしなと思いながら近くの水汲み場へ。そこでムラトが言うことには、「ここの水で水質検査をしよう。だが見ての通り水汲み場へ近付けない(近付くには川を渡る必要がある)」とのこと。彼は私が水質検査を欲していると思っているのか?なので「水質検査はもう終わったの。全部の湧水ポイントで水質検査してたら教えることが間に合わない。だって私の任期はあと2カ月しかないんだよ」と言ってみたのですが、「以前の水質検査は何なんだ」だの何だのかんだの、言っていることがよく分からない。諦めて「英語ができる人(改良かまどを一緒に普及しているガッシャオ)が戻ってくるのを待とう。今日はとりあえず引き上げよう。」と思っていたら、もう一人の英語が堪能な女性(名前はティムヘルト)に出会い、「何してるの~?」と聞かれたのでこれまでの経緯を説明したところ、「私が説明してあげる。ムラトを連れて来て」とのことだったので、お茶を飲みに行っていたムラトが帰ってきたところをつかまえてティムヘルトに説明してもらいました。その結果、ようやく「じゃあ明日教えに行こう」となりました。(教えに行くまでの経緯が長い・・・)
 ムラトとティムヘルトは、「朝の方が水を汲んでいる人が多いから明日の朝がいいよ」と言っていましたが、翌朝はバサズノと一緒にSODISを教えに行くことになっていたので、ムラトとは午後に約束をして、その翌朝。バサズノと湧水ポイントにて9時に待ち合わせをしていたのですが、8時55分、バサズノから「今日は他の仕事が忙しくて行けない」との電話。うっすら雨も降っていたのでしょうがないと諦め、朝行こうと言っていたムラトのいるワレダのオフィスに向かいました。
 「朝の約束がキャンセルされたので来てみたよ」と言ったら、「じゃあ昨日のポイントに行こうか」とのこと。昨日は川を渡るしかなかった湧水ポイントが、今日は橋が架けられており近付くことも可能。とてつもなく滑りやすい道と橋を通り、数人を相手にSODISについてお話し。「ここの水飲んでお腹痛くなったりするでしょ?」と聞いてみたら「うん」と言っていたので、実行してくれるといいのですが、「質問ある?」と聞いても「ない」との返事。実行してくれない気が気がするなー。小学生くらいの子もいたので「私、前に小学校でもこれ教えたんだよ。覚えてる?」と聞いてみたところ、「うん」とは言いますが、「じゃあ今日みたいな曇った日には、何日間置いておけばいい?」と聞いてみたら、案の定覚えていない。ただ単にSODISについて教えるよりは、水質検査前後の写真はインパクトがあるかと思ったのですが、そうでもなさそうだなー。
 と思いながら、「じゃあ今日は終わり」と言うムラトに「他の湧水ポイントにも行ってみよう」と促してみたところ、行った所は私とバサズノが何度も待ち合わせをした(ものの一度もSODISについて教えたことがない)湧水ポイント。これまでは天候またはバサズノの都合により教えることが叶わなかったのですが、なんと今回は「今いる人たちは使用人で、SODISについて聞いている暇もなければ実行する暇もない」とムラトに言われ、またしても引き揚げ。「今日は終わり」と言うムラトに他の湧水ポイントはどこなのか聞いてみましたが、「遠いので行けない」と言われ、本日のSODIS講義は終了しました。
 教えた時間は正味3分ほど。それまでの過程が長い!

7月18日の水汲み場。左奥辺りが水汲みポイント。パイプから常に水が放出されているので、浄水なのかと思いきや違うらしいです。
P1160771.jpg

7月19日の水汲み場。左の方に橋が架かりました。
P1160781.jpg

水汲み場はこんな感じ。
P1160790.jpg

この人たちに教えました。
P1160800.jpg

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  1. 2013/07/29(月) 22:05:40|
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