My Life in Ethiopia

青年海外協力隊員としてのエチオピアでの暮らしについて。

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首都での帰国報告会および隊員送別会


 9月末、首都にて22年度2次隊の帰国報告会が行われました。帰国報告会への出席は義務ではないため、私は今回、帰国報告会というものを初めて見ることができました。この隊次は9名全員男性(シニア1名を含む)、ほとんどが新卒で、しかもそのうち4名が体育隊員。通称は「バカ次隊」です。実は彼らの1年前の中間報告会がかなりひどいものだったため、今回も、大丈夫かと心配する声もあったのですが。見事に汚名を返上したのではないでしょうか。

 特に印象に残ったのが、「my counter part」という言葉と、なぜアムハラ語を勉強するかについての話でした。これはどちらも同じ人が言っていたことで、まず、「my counter part」ですが、エチオピアには物乞いの人がたくさんいます。特にアディスアベバでは至る所に物乞いの人が座っていて、足元には布を広げて、お金を頂戴と言ってきます。ミニバスの発車待ちをしている時などにも物乞いの人が回ってきます。そういう時、割と多くのエチオピア人が彼らにコインを渡します。それはなぜなのかと彼は同僚に聞いたそうなのですが、その時に言われたのが「my counter part」だそうです。つまり、体に障害を持っていたり、幼い子供を連れて働けない女性などは、いつ自分がそうなるか分からない。それが自分であってもおかしくない。あるいは明日の自分。だからお金をあげるのだと。医療も充分でなく、交通事故も多いエチオピアでは、いつまで生きられるか分からない。実際、若い人でも亡くなったという話をよく聞きます。日本に住んでいるより、死は随分と身近にあります。お金も節約するのではなく、今を楽しもうという人が多いのもそのせいかもしれません。私が軽く「一生」という意味で「forever」と言った時、「私たちは永遠には生きられない」と言われたこともあります。考えさせられる言葉です。
 ちなみに、先日「ウェディングシンガー」というアメリカ映画を見ました。その中で語られていたのが「結婚とは共に老いること」という言葉。アメリカや日本などの先進国では、人々は「多分自分は平均寿命くらいまで生きるだろう」という想定の元で生きていると思います。だから上記のような言葉が出てくるのだと思いますが。エチオピア人の結婚観ってどんな感じなのでしょうか。

 話がそれました。次に、なぜアムハラ語を勉強するかについて。エチオピアには協力隊以外にも、ピースコー(アメリカ)、コイカ(韓国)、VSO(イギリス)などたくさんのボランティアが活動しています。これらファレンジ(外国人)の中で、アムハラ語の習得に一番熱心なのが我ら協力隊だと思われます。それゆえ、彼もたくさんのファレンジに「なぜアムハラ語を勉強するのか。ボランティアの期間が終われば、アムハラ語なんて何の役にも立たないのに。時間と労力の無駄ではないか。」とよく聞かれたそうです。それに対する彼の答えは、「アムハラ語が使えなければこの2年間が無駄になる。」
 何度も書いていますが、一般のエチオピア人は英語を理解しません。田舎に行けば行くほど英語が役に立たない。そういう時、エチオピア人の言葉、アムハラ語を使うしかありません。「エチオピアにおいて何の武器も持たない自分が唯一持てる武器、それはアムハラ語」だと。だから彼は「アムハラ語の貴公子」と呼ばれるまでにアムハラ語を勉強したんだそうです。どちらの話も強く心に残りました。

翌日は彼らの送別会でした。毎回、各隊次のために首都で送別会が行われていますが、私はこちらも初の参加。各自1品持ち寄ってみんなで楽しみます。最近ではM-1,R-1グランプリも行われています。本来は見送る人たちが出場して、見送られる人が審査員のはずなのですが、今回は見送られる人のほとんどが出場。「バカ次隊」らしくバカバカしいコントなどを披露してくれました。「バカ」と「バカができる」ってことは違うんですよねー。
 時間が許せば空港でのお見送りにも行きたかったのですが、その日私はケニアで研修。きっと自分の番が来るまで空港でのお見送りがどんなものなのか分かりません。でもその日が来るのはイヤだな~。
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  1. 2012/10/10(水) 03:17:28|
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