My Life in Ethiopia

青年海外協力隊員としてのエチオピアでの暮らしについて。

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コタビフェス(余波編)


 コタビフェスで売れ残った布草履とシュシュなどの小物ですが、フェスが終わった翌週に配属先のオフィスなどで「フェスどうだった?」とか「シュシュ見せて」とか話しかけてくれる人がかなりいたため、「これだよ。買え!(アムハラ語は常に命令形です)」と言っていたところ、シュシュは1ブル~2ブル、コサージュは0.5ブル~1ブルで結構売れました。
 問題は布草履。本来売りたかった価格は20ブルですが、15ブルにしてもまだ売れない。しかしとあるおじさんが、「10ブルなら買うよ」と言って、なんと3足も買ってくれました。妻と子ども二人にだそう。びっくりです。その後、「妻に」と10ブルで1足買ってくれる人もいて、この結果を受けて、布草履の作り方を教えた村落部の女性たちに「10ブルで売れたよ!」と報告するつもりです。
 しかし9月11日の新年と自分の任地引き上げを控えて、使える時間はもう残りわずか。日々は慌ただしく過ぎていきます。
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  1. 2013/09/02(月) 18:02:35|
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コタビフェスティバル(後日編)


 フェスの翌日の日曜日、朝からかなりのいい天気だったため、「フェスは日曜日にすればよかった」とちょっと思ったものの、結局昼からものすごい雨。やっぱり土曜日にしておいてよかった。
 午後、雨が止んだ隙に、先週オセロ大会用の王冠をもらうために毎日のように行っていた近所のレストランにマッキャートを飲みに行くと、王冠を集めるのにとても協力的だったベザという女の子がちょうどコーヒーセレモニーの準備をしていました。
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右側がベザ

 マッキャートを飲んだのに、「コーヒーも飲んでけ!」と言うので、ありがたくいただいていたところ、彼女の友人らしき女性が、「昨日あなたのフェスで買った」と言って私が作ったシュシュをつけてくれていました。びっくり。売れ行きから見て、シュシュは赤っぽい色の方が人気のようです。
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 月曜日、配属先の倉庫にテントを返します。テントを倉庫に保管した後、「貸す時に書いてもらった紙出して」と言うので出したところ、そういった書類を挟んであるファイルから、もう一枚の紙を取り出し(借りる時に同じ内容の書類二つ作り、1つは私が持っていて、もう1つは倉庫番の人が保管していた)を、二つ合わせてびりびりと破って、「はい。完了」と。せっかく事務所長のサインとかもらったのに。っていうかそういう紙って保管しといた方がいいんじゃないかなと思うのですが。
 それよりも問題はその倉庫が水浸しなことか。テントを入れているバッグも借りた時には水浸しでした。
 写真だと分かりにくいですが、入り口の部分が完全に浸水していて、倉庫も水浸し。テントを返した後は縦に積んでいました。それって「改善」?
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 ちなみに私がよくいるイリゲーション部門も、大雨が降ったら浸水します。こんな感じ。
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 土嚢とか積めばいいのに。と思っていたら今週、土嚢が積んでありました。これも「改善」?
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  1. 2013/08/28(水) 17:28:46|
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コタビフェスティバル(当日編)注:またもや長文です。


当日に行ったプログラムは以下の通りです。

日時:2013年8月24日土曜日(エチオピア暦2005年12月18日)

時間:午前9時半~12時(エチオピア時間3時半~6時)と午後2時半~4時半(エチオピア時間8時半~10時半)

内容:
1. 改良かまどの展示即売(土製のゴンゼ、セメント製改良かまど、七輪タイプ2種類)(担当者:郡水事務所スタッフのはずだったが、特に何の説明もなくいなくなったため、隊員に担当を依頼)
2. 布草履やシュシュなど、端切れを利用した製品の展示即売(担当者:私のはずだったが、全体を見回る役目が必要だったため、ほとんど他隊員に依頼)
3. 王冠を利用したオセロトーナメント大会(午前の部と午後の部でそれぞれ8人のエントリーを募り、それぞれ1位の人には私の手作りトロフィーとオセロセットと認定証(*1)、2位の人には認定証を進呈)(担当者:高等裁判所勤務の友人。以前オセロを教えたところ、彼だけがルールを速攻で理解していた)
4. 手洗いやSODISなどの衛生啓発(担当者:保健所スタッフ)
5. 私の手作りソーラークッカーと段ボールオーブン他の紹介(担当者:近くの町(ドルベテ)の理数科隊員)
6. オセロ担当者からのリクエストで、綿あめ紹介(担当者:近くの町(バハルダール)の理数科隊員)
7. たまたまいらっしゃっていた隊員のお母様による日本茶セレモニー
(プログラム6と7はほとんど急にやることになったため、何をどのようにするか、あまり考えていませんでした。)

 このコタビフェスのために、事前にエチオピア隊員のメーリングリストで参加者を募集したのですが、当初協力すると言ってくれたのは近くの町のたった一人だけ。しかしその後3人から参加表明があり、さらにオセロ担当者が綿あめについて知りたいと言っていたため、去年のジャパンフェスティバルで綿あめを作ってくれた理数科隊員にお願いしたところ、協力してくれ、結局北部隊員が7人と、隊員のお母様、綿あめを手伝ってくれるサイエンスクラブの生徒たちというたくさんのサポーターが来てくれました。協力隊員の協力姿勢は本当にありがたいです。
 
 コタビフェス当日朝。
苦労して運んだテントの組み立て方を誰も知らないため、組み立てに何時間かかるか分からないということになり、会場を貸してくれるタミーが、当日は朝7時からそのテントを組み立てようと言ってくれ、タミーと私とオセロ担当の友人で7時集合の約束。オセロ担当の友人は「ボクは多分起きれない」と言うので、6時半にウェイクアップコール。しかしもちろん無反応。
 タミーは7時に行くよと言っていたので、私も7時過ぎに改良かまど(新しい七輪タイプ。なぜかずっと私の家の物置に置いてある)などを持って会場のプールバーに到着。誰もいない。が、割とすぐにタミー到着。相変わらずオセロ担当の携帯は無反応。
 しかし7時半に近くの町の協力隊員が2人来てくれる。なんて早い到着。ありがたい。さすが日本人は時間に正確だ。(準備があるから8時頃に来てくださいとお願いしていたため、6時半に任地を出発してくれたらしい。)
 早速いる人たちでテントの組み立てにかかる。しかし、誰も完成図を見たことがないため、何がどうなっているのかさっぱり不明。「テントを借りよう」と言った郡スタッフ(改良かまど担当のはずだった)にも7時過ぎに電話し、来るのを待っていたが、全く来ない。
 8時前、ようやくオセロ担当が登場。私が他のことをしている間に、他の人たちが何とかテントを立ち上げてくれる。
 その他の準備をしているうちに9時半の開始前から人が集まり始め、何となくフェスティバルは始まる。ガバヤ(市場)帰りの人たちがたくさん寄ってくる。その数、想像以上。そもそも会場が狭いため、人が捌けない。オセロ担当のリクエストにより急遽お願いした綿あめ実演に人が群がっているため、それを外でやってもらうようにお願いする。ソーラークッカーと段ボールオーブンの紹介をお願いした別の理数科隊員にも外でやってもらうようにお願いする。地面に置いてあるセメント製改良かまども蹴られそうで不安なため、急遽改良かまど担当を依頼した隊員にも外でやってもらうようにお願いする。
 テントを張った会場では、オセロトーナメント大会、衛生啓発、布草履等の販売を実施。しかし衛生啓発担当の保健所スタッフから、「日本人にばかり人が寄ってくるから誰も衛生啓発コーナーに関心を示してくれない。ちょっと人を集めて説明してくれ」との要請が。確かにその通りなので、「例えば手を洗うと、健康でいられるから病院に行かなくていい。無駄なお金使わない。だけど洗わない汚い手で食べたら、下痢、腹痛などになって病院に行く。診察費、薬代、交通費、色々かかってお金が飛んでいく。だから、衛生的な行動をとるというのは、一種の節約なんですよ」と説明。「ほほう」とうなずく観衆。人々の注意を引いたところで後は保健所スタッフにお任せ。
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 保健所スタッフがSODISについて説明してくれているところ。しかし日本茶セレモニーの場所と被ってしまいました。

 改良かまどについては、担当の郡スタッフが消えたため、急遽隊員に改良かまどの担当をお願いするも、郡スタッフがプロモートしたい新型タイプの七輪の利点が私にも分からない。しかも、郡スタッフが近くのセメント製改良かまど屋さんから1セット持ってきた改良かまども、観衆にはどうやって使うのか分からないらしい。会場にはセメント製改良かまどのポスターを持って行ってため、その写真を見せて説明しても想像ができないらしい(*2)。担当してくれた隊員は、「やっぱり実演しないと分からないんじゃないかなぁ」と言うが、実演したら、その改良かまどは多分もう売れないし返品もできず、買い取るしかないという以外にも、実演するにはインジェラなどを焼く板が必要なため、その案は却下。

 布草履は、エチオピアでよく売っているサンダルが約30ブルということから、価格を20ブルに設定しようかと思ったが、事前のリサーチで「15ブルなら買う」と言った人がいたため、15ブルで販売しようとしたが、結局1つも売れず。これが一つでも売れたら「自分の健康のために履くだけでなく、売ればお金になるよ」と改良かまど製作グループの女性に言いたかったのに、残念。
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布草履は全部で4つ作成。左端のとか、かなりうまくできたと思うのですが。

 シュシュは、こちらもスック(キオスク的なもの)で売っているものが3ブルから4ブルということから、3ブルで売ろうとするも、「2ブルなら買う」と言う人がいたため、2ブルで販売。フェスでの売り上げ、5個!初めて売れた時にはなかなかの感動が。
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シュシュと花のコサージュの一部。

 花のコサージュは1ブル。任地では小さめの安全ピンを売っていないため、何もつけないただの花。なので、紐か何かつけた方がいいと言って、隊員が紐をつけてくれる。花は意外に子どもがいくつか購入してくれて、減った数は8個。(そのうち1つは日本茶セレモニーをしてくれたお母様に、もう1つは私のフェスのせいでコーヒーの売り上げが減った会場のコーヒー売りの女性にプレゼント。)しかし、2ブルのシュシュが5個売れて、10ブル。帰り道に友人の女性が「1ブルなら買う」と言ったため、1ブルで売ってシュシュの売り上げは11ブル。花は6個売れて6ブル。合わせて17ブルの売り上げのはずが、手元にあるのはなぜか14ブル。初めて作ったシュシュが盗まれてしまったように、今回は花が3つ盗難の憂き目に。きっと盗まれるだろうなとは思っていて、盗まれないようにシュシュはリングに通しておいたが、花はどうしたらいいかよく分からなかったので、ただセロハンテープで紙に貼っただけだったのがやはりダメだったか。
 しかも、「服の仕立て屋さんで捨てられている端切れも、再利用すればこんな製品になるんだよ」というコンセプトについては全く伝わらなかった気が・・・。
 日本語の「もったいない」の説明も英訳して(オセロ担当者にアムハラ語翻訳を頼んだところ、「英語の方が人々は注意を払う」と言って訳してくれず。多分気分が乗らなかっただけだと思いますが)、会場に貼っておいたものの、これもほとんど読まれていない。
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 そんなこんなでわちゃわちゃしている中、たまたまエチオピアにいらっしゃっていた隊員のお母様が着物姿でものすごく本格的な日本茶セレモニーをしてくださる。正直私はこんなにちゃんとした日本茶セレモニー、見たことがない気が。何だかお家柄がしのばれる。ていうかせっかくはるばるエチオピアまで来ているのに私なんかのフェスに参加していただいて恐縮してしまう。(その隊員から「親が来ているからフェスには参加できなさそう」と言われた時に、「せっかくだから親御さんも隊員の活動が見たいはず。学校は雨季休みだから、コタビフェスに来た方がいいですって」と言ったのは私です。)
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「何であんなに動作がゆっくりなの?」とか「何でカップがあんなに小さいの?」とか聞かれても「伝統だから」としか答えられない私の無知さ。

 その後、なんやかんやしているうちに午前の部もあと1時間となる。オセロのルールを教えていた担当者に、そろそろ試合を始めないと、午前の部が終わる12時までに優勝者が決まらないので試合を始めるように頼む。しかし、初戦4組のうち1組がなんと同点でやり直し。その間準決勝を行うのを待っていたため、結局12時を過ぎても準決勝が終わらない。仕方なく決勝戦は午後に行うこととし、ファイナリストには午後にも来てもらうように頼む。
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オセロ試合中

 12時を過ぎても来場者が途切れないが、協力者たちにも疲れが見え始め、そろそろ昼休みにしようと提案するも、タミーが、「来場者のほとんどはガバヤ帰りの人たちだから、午後は多分あまり人が来ない。だから午前の部をもうちょっと続けよう」と言う。と言ってももう改良かまどもソーラークッカーも中に入れちゃいましたけど。と思いつつ、「お母様たちはお疲れでしょうから先にお昼に行ってください」などと言っているうちに、なぜかいきなりタミーが人々を追い出し始め、午前の部は強制終了。

 午後の部。タミーの予想通り、来場者がガクンと減る。しかし、それなりには人は来てくれ、午前の部の続き。午後の部のオセロは、出場者が6人しかおらず、しかも、エントリーした3組もいまいち勝負になっていないというオセロ担当の言葉から、トロフィーは午前の部の優勝者と準優勝者にあげることに。せっかく協力隊員のお母様が着物姿で来てくださっていたので、お母様にトロフィー進呈役を依頼(*3)。

紙とアルミホイルで作ったトロフィー(強度が全然ない)
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優勝者は「勝者」という意味の名前のアシャナフィー
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トロフィー進呈
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喜ぶアシャナフィー
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認定書進呈
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 現在雨季のため、毎日雨が降り、それが時にはとてつもない豪雨とか、雹や霰だったりすることもあるのに、この日はほとんど雨が降らずうっすら日差しまであり、天候には恵まれる。しかし、午後3時半頃から雨雲が増えて雨の気配。来場者も午前ほどはいないし、バハルダールから来てくれた協力者は4時にコントラのバスが迎えに来るらしいし、撤収しましょう!と決断。(この時の私は午後の部を4時までだと勘違い。)
 以前にオセロを紹介したら、毎晩オセロで遊んでくれていたという友人が、午後の部のオセロ大会に出たいと言っていたもののまだ来ていなかったので電話したところ「もう少ししたら行くよ」とのことだったので待つべきかと一瞬考えるも、「この後絶対すごい雨が降る」(雨が降ったらエチオピア人は外に出ない)という気配が漂っていたため、3時半に片付け始め。というか友人の助言に従って午後の部は2時半から4時半としたが、協力者たちも約2時間半の昼休みを持て余していたし、コントラのバスでも1時間半はかかるバハルダールから協力者が来てくれたことからも、午後の部は2時から4時の方が良かったなと反省。そもそもエチオピア人協力者も午後の部は2時からって勘違いしてたしな。

 というわけでコタビフェスは大盛況のうちに終了。この日は任地に赴任したばかりの新隊員の方も来てくれて、「全部一人で企画して実施したんですか?すごーい」とのお褒めの言葉を頂きました。いやいやほんと、全然ですけどね。でも確かに、今回のフェスはこの2年間協力してくれた人たちや、その友人などなど、たくさんの人の協力があってこそできたんだなーと実感。企画したのは私だけど、私一人じゃもちろんできないわけで。去年のジャパンフェスティバルよりも、「現地の人を巻き込む」ことには成功した気がします。(フェスの性質も違うし、今回も「配属先の人を巻き込む」ことはできなかったわけですが。)

朝のテント設置。これがたまたま会場の屋根のない部分にぴったりサイズ。
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外観
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入口のところ。「コタビフェスティバル」ではアムハラ語として意味が分からないらしく、オセロ担当が「ヤ コタビ ザデウォッチ マサヤ フェスティバル(節約の方法たちを見せるフェスティバル)」とアムハラ語訳してくれました。
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このプールベッドが大通りに面しているため、たくさんのガバヤ帰りの人が来てくれました。通りの反対側から見ると本当に小さい会場ですが。
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端切れ製品コーナー。見えにくいですが金網が貼ってあるため、手は出せない。
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日本茶セレモニーを見る人たち
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日本茶セレモニーのためにお湯を貸してくれたコーヒー担当のお姉さんたち。最後に「何かくれ!」と要求されましたが、最終的にはお花のコサージュ一つで納得してくれました。
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外もこんなに人だかりが。
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中にもこんなに人だかりが。
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ソーラークッカーと段ボールオーブンを説明してくれる理数科隊員。段ボールオーブンについてはこちら参照。結局何の改良もできないまま紹介してしまった。
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以前のエナジートレーニングにて。右から「ちゃんとした」ソーラークッカー、セメント製改良かまど、ゴンゼ、新しいタイプの七輪(鉄の覆いつきが2つ、覆いなしが1つ)。
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 ソーラークッカーは、こういう「ちゃんとした」のを買わなくても段ボールとビスケットの裏紙で作れるんだよということが言いたかったのに、そもそもそれをちゃんと担当の理数科隊員に伝えたかどうかも自信がない。

*1 エチオピア人は認定証が大好き。隊員が行うセミナーなども、出席者からは必ず認定証を要求されるらしいです。またその認定証にはオフィスのスタンプが押してないと意味がないらしく、今回は私の配属先の水事務所のスタンプを押してもらいました。)
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今回の認定証

*2 エチオピア人の想像力(といっても大したことではありません)のなさには時々びっくりさせられます。例えば、フェス当日のお昼は日本人協力者とエチオピア人協力者を合わせて15人の大人数だったため、4種類のインジェラを4つずつ注文。テーブルは4つ。しかし来たインジェラは、1つの種類が1つの皿に盛られている。・・・・15人もいるのに皿が一つで手が届くわけがないでしょうが。「2つに分けて」と頼む。その後、2品目が登場。またもや4つ分が1つの皿に盛られている。あのねぇ、さっき言ったでしょ!想像力もなければ学習能力もないのか。と思ってしまうようなことがたくさん起こります。(ちなみに3品目からは皿2つで来ました。)
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協力者15人でランチ

*3 トロフィー進呈役は、それなりに偉い人の方が良いというオセロ担当者の助言から、自分の配属先のトップに依頼しようかと思いましたたが、彼はこれまでこういった催しに来てくれたことがないため、最近布草履を教えるために何度も行っていた「女性・子ども・青少年事務所」のトップにトロフィー進呈役をお願いしていましたが、「午後に行くよ」と言っていたそのトップは、もちろん来ませんでした。
 また、今回も配属先の人全員に招待状を配ったものの、いつものように、誰一人来ない。その他、招待状をあげた時に「行くね」と言った人も、ほとんど来ていない。ガバヤ帰りの人がたくさん寄ってくれたため、来場者は多かったものの、そのうち招待状をあげた人は多分数えるほどしかいなかったと思われます。確認できた範囲では10人弱(誰にあげたか良く覚えていないため)。でも最近は、基本的なスタンスが「どうせ来てくれないし」なので、そういうのもあまり気にならなくなったような気が。
  1. 2013/08/28(水) 17:12:18|
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コタビフェスティバル(テントと改良かまど運搬編)注:長文です。


 迫りくるコタビフェスティバルに向け、ポスター貼り、招待状配布、端切れ製品の製作などに追われる中、郡スタッフが配属先の県水事務所からテント(雨よけ)を借りた方がいいと言っていたため、まず、テントを所持しているはずのエナジー部門のトップ(最近新しく来た人)に許可をもらう。しかしどこにあるか知らないから県事務所(全体)の倉庫番の人に聞けと言われ、その人に聞いてみると、テントはあるが、貸すには部門長ではなく事務所長の許可がいると言う。たまたま事務所長がいたため、許可をもらう。その旨倉庫番に伝えると、「じゃあこの紙にサインもらって来い」と言う。意外にちゃんとした(というかめんどくさい)手続きがあるんだなと思いながらサインをもらう。倉庫番に「もう持って行っていい?」と聞くと「土曜日に使うなら金曜日に持って行け」と言う。倉庫番の人はいないことがよくあるので「金曜日、いる?本当に大丈夫?」と聞くと「いるから大丈夫」との返事。
 金曜日。倉庫番がいたはいいが、借りるテントを初めてちゃんと見る。重いバッグが3つもある。
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これ。鉄製のパイプが36本もあり、大変重い。

 これを一体どうやって会場まで運ぶんだと途方に暮れる。テントを借りる許可をもらう際、水事務所のトップに、フェス会場に改良かまどを運ぶためにオフィスの車を借りれないか聞いてみたが、今は車を点検に出しているから多分土曜日までには戻ってこないとの返事。
 テントを借りた金曜日、県事務所の中庭に車が一つ置いてあったため、その車の帰属先のスポーツ事務所のトップに車で会場まで(オフィスから会場までは、車なら1分ほどの距離)運んでもらえないかと聞く。「今日は運転手がいないから無理」との返事。(エチオピアでは車の運転免許を取るためにはかなりお金がかかるらしく、車の運転免許を持っている人は多くない。)
 次にお隣の保健事務所のトップに車を貸してもらえないか聞く。「今は車がフィールド行ってるから無理」との返事。
 会場となるプールバー(ビリヤードをする所ですが、多分日本人が想像するプールバーとは異なります)を貸してくれるタミーに相談すると、タミーが働く農業事務所のトップ(私の家の大家。私の家から徒歩15分ほどの所に住んでいる)に聞いてみようと言う。聞いてみると「運転手がいたらいいよ」との返事。運転手がいるのかどうか他の人に聞いてみると、いました!運転手が!というわけでありがたくテントを会場まで運ぶ。

これが会場。奥にビリヤード台があって、手前はフリースペース。
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 フェスで展示販売する予定の改良かまど(とても重い上に運びにくい形状)は、当日朝に郡スタッフが改良かまど製作地のチャウサ(任地からの距離は車で5分)から会場まで運ぶための手配をしてくれることになっており、金曜日にそのためのお金を渡すはずになっていたが、その郡スタッフ自体が当日来れるかどうかも分からない上に金曜日も会議中のため、その郡スタッフに任せるのもどうかと思い、せっかくだからこの車でチャウサまで行って改良かまどを仕入れてこようと思って運転手に頼む。「トップがいいって言ったらいい」とのことなので電話してみる。「バル!」と言われる。意味が分からず運転手に聞くも、「分からない」との返事。運転手がトップに電話してくれる。「11時半(金曜日なのでお昼休みが11時半から)までに戻れたらいいらしいので急ごう。あと20分しかない」とのこと。チャウサに行く。改良かまどの完成品、1つもない・・・・・・「明日一つガバヤ(市場)に持って行く」とのこと。
「今は?」
「一個もできてない」
 何ぃ~!?ガバヤでのデモンストレーションの時と同じじゃん!(こちら参照)あなたたちのためのプロモーションなのに!!!郡スタッフ、何も言ってくれてなかったの?せっかく運転手に無理行って来てもらったのに!と憤っていたら、運転手が「11時半だ。早く帰らないと。」と言うので、運転手がお昼を食べたいのかと思ったら、「トップが家に昼食を食べに帰るのを送らなくちゃいけないから。いつもそうしてる」との説明が。「へ!?歩いて10分ほどの距離をわざわざオフィスの車で帰るの?公私混同にも程がないか!?そういえば祝日にそのトップ(私の大家さんなので)の家に招かれた際、家から町の中心部に行くのにわざわざ車を呼んでいた・・・・・・そんなことしてるからガソリンがなくなるんだろうがー!!」とまた別の憤りが。「エチオピアにはお金がないんじゃなくて使い方が間違ってるだけ」ってある意味本当だと再び思う。
 早速郡スタッフに電話をかけ、「チャウサには改良かまど一個もないよ!どうするの?明日改良かまど展示即売できないよ」と言ったら、「もう一つの改良かまど製作地のアカイタから仕入れよう」との返事。チャウサには今改良かまどがないって、知ってたの?どうなの?と思いつつ、午後、タミーが「改良かまどを運びたいなら、どうなるか分からない明日の朝より今日の方がいいから、アカイタに行くためにもう一度農業事務所のトップに車を貸してもらえるように頼め」と言う。確かにそうだなと思い、農業事務所のトップがオフィスに来るのを待つも、昼休みを1時間過ぎても帰って来ない。他の準備もあるので、タミーに、トップが来たら携帯にワン切りしてもらえるように頼んで家に帰ろうと思っていたら、「今日は運転手がいない」と言っていたはずのスポーツ事務所のトップが、いなかったはずの運転手に運転させ、車に乗ってどこかに行こうとしているのに遭遇。「待って!」と頼むが気付かず、あるいは無視して行ってしまう(質問してもそれに対する答えが返って来ない、明らかに無視されるなどは日常茶飯事)。続いてどこかの事務所の車もオフィスを出て行こうとしていたため、「どこ行くの?アカイタに連れてって!」と頼むと、「いいよー乗れば?」との返事。驚いて早速郡スタッフに電話をかけ、「今車つかまえたから今すぐ大通りまで来て!一緒にアカイタ行って改良かまど運ぼう」と言うと「さっき会議が終わって、今昼食中だから無理」との返事。
「何!?そんなの後で食べてよ。今車に乗ってるから、家まで迎えに行ってもらうよ」
「無理無理。昼ごはん食べてるから」
「いいから運転手に家の場所説明して!」
 しかし運転手に電話を代わってもらったら、「会議あるから行けないって言ってるよ」で終了。アカイタの改良かまど製作地には何度も行ったことがあるが、アカイタはチャウサと違い、大通りから車の入れない未舗装の細い道をかなり(徒歩約30分)行った所にあり、車でかなり近くまで行ったこともあるが、そこからのアクセスを私は知らないため、郡スタッフが一緒に行ってくれないことには私一人で行ってもしょうがないので、仕方なく諦める。せっかく車に乗って大通りまで出たのに、車を降りてとぼとぼとオフィスに戻る。タミーに事の顛末を告げると、「他に運転手の知り合いいないの?」とのこと。そういえば郡事務所の運転手の電話番号知ってる!時々「飲もうぜ」的な電話かかってくる!(一度も実現したことはないが。)彼なら行ってくれるかも!と思い電話すると、「今隣町にいる。17時頃インジバラに戻るから、それからなら行ってもいいよ」との返事。よっしこれで安心!と思いその旨郡スタッフに電話して、17時から一緒にアカイタに行くから、金曜日の午後に改良かまど運搬について打ち合わせる(というか彼が手配するはずのガリ(馬車)代を渡す)のは必要ないなと思って家で布草履を作っていたが、17時半になっても郡事務所の運転手から電話がない。(ちなみにタミーからのワン切りもない。)エチオピア人が時間に遅れるのは当たり前だが、あまり遅くなると暗くなって困るため電話してみたら、なんと「現在この電話番号は使われておりません」とのアナウンスが!ちーん。急いで郡スタッフに電話すると、「もうガリも手配できないよ」とのこと。
「へ?何で?」
「今日の午後手配しようと思ってたけど、車があるって言うから手配しなかった。もう無理」
「何でそれ先に言ってくれないの?」
「言ったよ」
「いつ!?ていうか明日売る改良かまどどうすんの?」
「今から車手配すれば?」
「どうやって?」
「知らない。じゃなきゃ明日売る改良かまどはない。」
「明日の朝ガリを手配するのは?」
「無理。」
「・・・・・・・。」
 どうしようと途方に暮れ、とりあえずオセロ担当の友人に相談してみたところ、「明日の朝もう一回郡事務所の運転手に電話してみなよ。彼は僕の友人だけど、ボスからの電話受けたくない時とか、時々携帯オフにしちゃうんだよね。大丈夫だって。ま、最悪改良かまどはなくてもいいじゃん。売りたければ改良かまど製作者が頑張るべきだよ」とのこと。至って軽い調子。
 それで間に合うかなぁ、と不安になって、もう一度農業事務所のトップに電話するが出ない。しかし「今会議中」というメッセージが来たため、「明日の朝オフィスの車貸してもらえないですか?フェスに出す改良かまど運びたいのです。助けてください~」というメッセージを送る。しかし返事はない。
 どうしようと思っていたら、たまたま郡事務所勤務の別の友人に会い、事の顛末を説明すると、「その運転手にはもう一つ電話番号があるはずだよ。私のボスに聞いてあげる」とのこと。早速彼女がゲットしてくれた電話番号にかける。つながる。運転手が電話に出る。
「シホ~どうしたの?」
「どうしたの?じゃないよ。一体何してんの?待ってたんだよ!」
「いやいや。」
「明日の朝アカイタ行ってくれる?」
「いいよ。電話して」
「よろしく頼むよ」
 というわけで一安心。してしまったのがこれまた失敗。
 翌朝、7時からテントを組み立てることになっていたので、7時過ぎ、会場に着いてからその運転手に電話をすると「分かった~今から行く~」との返事。「今から行く」と言うからには来てくれるんだろうと思い、早速郡スタッフにも電話して「今から郡の運転手が来てくれるから、あなたも来て」と頼む。「分かった。行く」との返事。
 テントの組み立てやその他の準備をしながら待つも、30分経っても運転手も郡スタッフも来ない。運転手にもう一度電話。
「まだ?今どこ?」
「行かない」
「へ?」
「行かない。別の町に行ってるから」
「・・・・・・・・・。」
 このことを郡スタッフに伝えようと電話するも、何度かけても応答なし。
 農業事務所のボスにも電話して、「昨日メッセージ送ったけど、ちょっと車出してもらえませんか?」と聞いたら「無理」との返事。「無理」って分かってるんだったら昨日のうちに返事ください・・・。
 8時半過ぎ、ようやく郡スタッフ登場。車が来ないことを伝えると、あまり気にしてなさそう。そもそももし運転手が来てくれてても、郡スタッフが来たのは「行くよ」と言ってから1時間以上後。どっちにしてもアカイタには行けなかったことでしょう。いや、そもそも論で言うと、アカイタ行ったって、チャウサと同じようにもしかしたら改良かまどもなかったのかも。
 ようやく来た郡スタッフが近くのセメント製改良かまど屋から、セメント製改良かまどを一つ運んでくる。しかし私が作ったポスターなどは全て土製の物用。値段も違う。「土製も置きたい。買いに来るって言ってた人もいるし」と思い、郡の水事務所に土製の改良かまどが2つ置いてあるため、それを運んでくれるように郡スタッフに頼むと、「バジャジ(三輪タクシー)代の10ブルよこせ」というので渡す。しかし1時間経っても来ない。「まだ?」と電話すると、「バジャジが未舗装道路に入るのが嫌だと言ったから運べない。ボクは今会議中だ」との返事。そうなんだったらその旨電話しろ。ていうか未舗装道路って何?オフィスの敷地内20メートルのこと?ていうか会議を休んでフェスに出れるように許可もらうっていう話はどうなった?など不満はくすぶるが、もう気にしてもしょうがないため、来てくれた協力隊員に改良かまどの担当をお願いする。協力隊員の協力があって本当に良かった・・・。
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フェスに置いたセメント製改良かまどのポスター。

 その後、「フェスに改良かまど(ゴンゼと呼ばれる土製の物)を買いに行くから」と言っていたうちの一人が本当にゴンゼを買いに来てくれる。しかし売れるゴンゼは一つもない!と思ったら、知り合いのメキシコ人たちが車で会場の外にいるのを発見。千載一遇とばかりに「ちょっとそこの郡オフィスまで行って戻ってもらうことはできませんか?」とお願いすると、「いいよ」とのことだったので、ありがたく郡事務所に行ってゴンゼを2つ回収。しかし2つのゴンゼ(つまり8つのパーツ)のうち、1つだけが種類が違う様子。これじゃあ今来てくれた彼女にゴンゼを1つ売ることはできるけど、もう一つは売れないなぁと思いつつ、しかし何もないよりも、見せる物がある方がいいので、そのまま展示。
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左がセメント製改良かまどで右がゴンゼ。中央に置いてあるのがセメント製改良かまどのポスター

 結局、「改良かまど買いに行くよ」と言っていた数人のうち、本当に来てくれたのは多分この彼女だけで、その他の来場者にも改良かまどは一個も売れず。
 苦労して運んだゴンゼとテントはフェス終了後、バジャジをコントラ(相乗りではなく、現在地から目的地まで私だけのために走ってくれる)して配属先と郡オフィスに戻しましたとさ。やれやれ。
  1. 2013/08/28(水) 16:20:57|
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コタビフェスティバル(準備編)


 かなり前から、「コタビフェスティバル」を開こうかなと思ってはいたのです。半年以上前に書いた、ジャイカに提出する4号報告書にも「コタビフェスティバルの開催を検討中」と書いた覚えがあります。
 「え?“コタビ”って何?」と思っている皆さん。「コタビ」とはアムハラ語で「節約」とか「倹約」の意味です。
 私のこれまでの活動は、燃料を節約するための改良かまど。最近力を入れているのが、無料でもらえる端切れを利用した布草履作り教室。以前に力を入れていたのが、捨てられている王冠を利用したオセロの紹介。考えてみればこれって全部「節約」だよなーというところから、じゃあこれらを一気に紹介してしまえ。という発想です。(*1)
 ちなみに保健所のスタッフとやってきたのが手洗いを始めとする衛生啓発活動。これだって、手を洗う→手についているばい菌を媒介とする病気を防げる→病院に行かなくていい→無駄なお金を使わない=節約。また、水を殺菌するのに湯を沸かす=燃料を使う、しかしSODISをすればかかるお金はペットボトル代のみ=節約。
 というわけで、3か月延長した任期もほぼ終わりかけというところで、「コタビフェスティバルをしよう!」と、ようやく重い腰が上がったわけです。プログラムは、改良かまど展示即売、オセロのトーナメント大会、布草履他の展示即売、ソーラークッカーなどの紹介、SODISなど衛生行動の紹介。としました。(*2)
 フェスティバルの内容について、一緒に活動してきた人たちにも相談し、改良かまどは郡の水事務所スタッフ、オセロは高等裁判所勤務の友人、衛生行動の紹介は保健所スタッフに担当してもらうことにして、日時は8月24日土曜日と決まり、ポスターを作って貼りまくったり(*3)、招待状を作って配りまくって(*4)いたところ、8月20日火曜日、たまたま来ていた配属先のボスに「こういうのやるんで来てください」と招待状を渡したら、「今週の土曜日ねぇ、行ければ行くけど、でも今週の金曜日と土曜日は郡のスタッフを集めて会議をするよ」と言われてしまいました。ん?会議があるなんて聞いてないぞ。改良かまどの担当者(郡のスタッフ)は何も言ってなかったしな。と思い、翌日その郡スタッフに聞いてみたところ、その会議について知っていたのかどうかはともかく、「フェスは次の土曜日にやろう」とあっさり。あのねぇ・・・・24日にするか、31日にするか、どっちの土曜日がいい?って散々聞いたでしょうが。もうポスターも貼りまくったし、招待状も配りまくったし、他の町の協力隊員にも来てもらえるように頼んだし、今更日程変更なんて無理だよ!!と言ったら、「次の土曜日にしたらプロジェクトがサポートしてくれる。今電話で頼んだから。改良かまどの運搬とか、来てくれた人へのコーヒーとか食事とか、大きい看板作っても全部プロジェクトが払ってくれる」とのこと。確かに「フェスティバルするから来てね」と言ったら、たくさんの人が「コーヒーあるの?」「何食べれるの?」と聞いてくるのです。なのでコーヒーとか食事が出るならありがたいけど、でももう招待状なんて誰に配ったか覚えてないし、仮に覚えててもその人たち全員に「日程変わりました」と言って回るのは至難の業だし、ポスターだってたくさん貼ったのにそれをいちいち書き直しに行くの?と悩んでいたらその郡スタッフが言うことには、「じゃあ今週の土曜日と来週の土曜日両方やろう。あるいは1週間やろう」と。うーん・・・同じことを2回やってもしょうがなくないか?と悩んでいたら、「今週土曜日の会議は休めるように許可をもらうから、今週は君と小規模に、来週土曜日はプロジェクトと大規模にやるよ」とのこと。うーん・・・それって・・・来週土曜日は一体何フェスティバルなの?と悩んでいたら、いつの間にかその郡スタッフはいなくなっていたので、とりあえずその郡オフィスにいる仲の良い友人二人に相談してみることにしました。

一人目:「コーヒーと食事を用意してくれるんならそっちの方がいいよ!ポスターとか招待状は、私も会う人毎に言ってあげるから!」。

二人目:「コーヒーが出るのはいいけど、食事はいらないよ。コーヒーとパンで十分。それより貼ったポスターとか配った招待状どうするの?」。

 でも二人目も「日程は変えてもいいんじゃない?」というスタンスだったため、心は日程変更に傾きつつ、オセロの担当をお願いしている友人に聞いてみたところ、「今さら遅いよ~僕はどっちの日でも大丈夫だけど、もうポスターも貼っちゃったし、招待状も配っちゃっただろ?その前だったら変えても良かったけど・・・今さらポスターの日程書き直しても、誰ももう一度は見ないし、招待状配った人はどうするの?その人たちが今週土曜日に会場に行って誰もいなかったら、その人たちは絶対次の週には来ないよ。」とのこと。
「でもコーヒーと食事用意してくれるって」
「それって必要?」
「私は必要じゃないと思うけど。だってパーティじゃなくて節約フェスティバルだもん。でも、ほとんどの人はせめてコーヒーとか期待してるし」
「会場は僕の友人がやってるブンナベッド(コーヒー屋さん)だし、そこをただで借りるんだから、コーヒーは買ってもらった方が友人にはありがたいよ」
「それに改良かまど担当の人は“会議は休む許可もらう”って言ってたけどどうなるか分からないし、数人から“フェスティバルで改良かまど買うよ”って言われてるから、担当者が来ないのは困るのよ」
「それだけのために日程変えるの?改良かまどなんてプログラムの一部でしかないんだし、その人が来れないなら他の人でも担当できるし、大体その人たちが本当に改良かまどを買う気があるんだったら、この町で売ってるんだから、いちいちフェスティバルで買わないで改良かまど売り場に行ってさっさと買うよ。他の日本人も来るんだろ?別の町からピースコーだって来てくれるし、その人たちは“今週の土曜日”をわざわざあけてくれたんだから、ただ改良かまど担当の人が来れないかもしれないっていうだけの理由で日程を変更するのはどうかと思うよ。大体、来週の土曜日に本当にその人が来れるかどうかだって分からないよ。今週みたいに突然会議が入るかもしれないし、誰かのお葬式があるかもしれないし。」
「そうだよね…やっぱり日程は変更しない方がいいよね。分かった。やっぱり今週やる。」

 というわけで、最後の最後で「突然の日程変更」というエチオピアの洗礼が。と思っていましたが、既にポスターと招待状を配布してしまったこと、他の協力隊員にも「8月24日」で協力を依頼していること、その日に向けて準備していたので、来週まで私の気力が持たなさそうなことなどから、やはり日程は変更しないこととしました。来週の土曜日だったら端切れで作る売り物ももうちょっと作れるかなーとか思ってもみたのですが。
 それにしても、郡のオフィスが町の端にあるため、何度も往復して疲れました。こういう時は自転車を買っておけばよかったなーとちょっと思います。

*1 アムハラ語に「節約」という言葉があるくらいなのだから、ここにも「節約」の概念はあるはずなのですが、私から見たら「無駄」「もったいない」としか思えないことをこちらの人は平気でします。

*2 本当はこれ以外にも、子どもたちによるコタビアイディアコンテストなどもしたかったのですが、既に学校が雨季休みのため、子どもの参加を呼び掛けるのが難しく、諦めました。もっと早くやってればな・・・

*3 友人によると、あまり先の日程のポスターを貼っても人々は注意を払わないので、今回のように、開催日の1週間前くらいに貼るのがちょうどよいみたいです。(今回は結構急に決めたため、貼れるのがそのくらいになってしまっただけなのですが)
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今回のフェスのポスターが左のもの。中央の真ん中が改良かまどのポスター、中央下が「布草履他の作り方教えます」のポスター、右が「王冠を捨てないでオセロをしよう!」のポスター。フェス用以外のポスターは、活動に使おうと思ってジャイカ事務所でカラー印刷したもの。(中央の上は関係ない貼り紙です)

*4 餅つきパーティの時の話にも書きましたが、ただ「来てね」と言うだけでは誰も来てくれないため、今回も招待状を配りまくりました。ただ、餅つきパーティも、来てくれた人の数は配った招待状の数の約1/4。今回も約140枚の招待状を配りますが、来場者数はどんなことになるやら。
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これが今回の招待状。餅つきの時の招待状をちょっと変えただけのものです。基本アムハラ語ですが、名前を日本語で書くと喜んでくれる人もいます。しかし切り方が雑ですね。
  1. 2013/08/28(水) 15:59:13|
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